そらまめ日記

遠い日の記憶~家族の会話~ひとりごと~
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『心を整える』

サッカーの長谷部誠選手が書いた『心を整える』という本を読みました。

彼は、サッカー選手として特筆すべきパフォーマンスに秀でるタイプというよりは、監督と選手の双方に信頼される、なかなか優れた中間管理職タイプのムードメーカーみたい…。

自分の持ち味と欠点を冷静に分析して、マイナスをプラスにすべく日々努力している…。その考え方や行動の元になっている彼の哲学と、日々の実践が分かり易く文章になっている…。

どこまでも真っ直ぐ前を向いて、遠くを見据えて今を生きてる長谷部選手の頭と心の中を読んでると、こちらまで爽やかになってきます!今時の若いモン!しっかりしてるゎ!って嬉しくなっちゃうし、年齢にかかわらず、学ぶことがたくさん詰まってる…そんな感じの本で、お薦めです!

え~、なぜ長谷部選手に興味を持ったのかというと…

①いい顔してるから(顔がいいから…とは違いますよ~
②彼は本をたくさん読んでることを知ったから
③彼の在籍したチームは、ことごとく結果を出しているから。

あと、ここだけの話ですが、雰囲気がウチの息子と似ていて…
あっ!長谷部君ファンの皆さん、ぶたないでぇ~

えっと…、二人の顔を並べたらもちろん全然違うんですよ…。似てるのは髪型と面長な所だけ…。でも、雰囲気が似ているというか、一瞬すれ違ったときに感じられる空気感が同じというか…、魂の色が(あるとすれば)近いというか…、そんな感じ。

もし、魂にも、血液型みたいにO型とかAB型ってタイプがあるとすれば、彼らはきっと同じタイプに違いない…と思うんですよね…。

えーっと、今日は本の紹介のつもりが、息子の話になっちゃいました~

すみません、長谷部選手のファンの方には怒られそうだけど、これからも応援させていただきますので、許してくださいまし~

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中国と日本を知る本

坂東忠信『日本が中国の「自治区」になる』

中国人のメンタリティとか、中国と日本の関係を知りたい人には必読です。元中国語通訳捜査官の経験を通して見た、生の中国人の姿が書かれてます。

例えば、彼らは決して謝らない。何故なら、中国では謝るということは罪を認めることになり、死刑にされてしまうかもしれないのだから、とか、

ひとりの中国残留孤児が日本に帰国するに当たって、一緒に日本にやってくる数十人の“親族”は、9割以上が戸籍を金で買った赤の他人である、とか、

中国なら犯罪者は殺されても仕方ないから罪を犯さないように自重するけれど、犯罪者の人権に超敏感な日本の刑務所では、かなり豪華な食事と安全な生活が与えられるだけじゃなく、「歯が痛い」と言えば無料で歯科治療が受けられるとの評判が口コミで伝わり、治療が完治してから中国に帰国する犯罪者が多いとか、

方法は問わず、とにかく日本5年住めば、例え犯罪者であろうと、日本人と同じ権利が与えられる。選挙権・永住権・戦争賠償その他諸々全ての権利が保証され、+外国人としての不当?な扱いを撤廃させる権利を持つ…という、とても日本人が書いたとは思えない法案「外国人住民基本法案」を民主党(円より子議員)が通そうとしている、とか、

尖閣の次は沖縄、その次は日本の真ん中辺りまで領土を拡大し、東北を日本自治区にする計画が、中国にはあるとか…とか…

これを読むと、日本人のメンタリティや、日本という国の仕組みも、色々、ボロボロ、見えてきます。内容はめまいがしそう…ですが、文章は面白いので一気に読めちゃうと思います。お薦めです…。

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『暮らしのヒント集』

本日のお薦め本は、

暮しの手帖編集部『暮らしのヒント集』暮しの手帖社

1から469まで、短いひと言が集められ綴られている本です。

例えば、

118「しあわせな結婚とは、いつでも離婚できる状態であるけれど、離婚したくないと日々思いながら暮らすことです。」

275「腹をくくれば、たいていの物事は動きます。腹をくくるとは勇気で支えた強い決意です。」

449「お茶をいれるときは、お茶をいれることに集中します。高級でないお茶でも、ゆっくりていねいにいれると、とびきりおいしくなります。」

等々…派手な文章はひとつもないけれど、しみじみ心に沁みる文章が淡々と並びます。ざわついた心の表面が何となく静かになっていくのは、凛とした作者の目線が暖かいことと、美しい文章にひらがなが多いから…だと思います。

ちょっと神経が高ぶっているときとか、お仕事や人間関係で疲れちゃったときにお薦めです。

少し古いですが、大橋鎮子『すてきなあなたに』 も同じ香のする本。優しい眼差しで四季折々の生活を見つめ、色々な提案があってすてきです。

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無人島に持参する一冊

無人島に1冊だけ本を持っていってもいい…と言われたら、何を鞄に詰めますか?

“無人島持参音楽”は随分昔からバッハの無伴奏チェロ組曲にしようと決めてた私…。
本に関してはその一冊を決めることが出来ずにいたのですが、最近“著者”を決めました。

岡潔

日本を代表する数学者です。

私のような算数嫌いでも読めるような随筆や対談を息子の本棚に見つけて読んでいるのですが、内容が深い…。

その名のように潔い文章が淡々と続くエッセイ集『情緒と日本人』や、姿勢を正して相手(小林秀雄)の話に耳を傾けつつ、常に“自分”が揺らがない返答が短く鋭く返ってくる対談『人間の建設』…。

例えば小林秀雄氏の文章は、日本語自体が難解で、英文法で言うところのthat構文があっちにもこっちにも…という感じ…。この“その”はどれをさしているの?とか、“従って”はどこから従って来る訳…???なんていう辺りから文章そのものをほぐしていかないと“言いたいこと”にたどり着けない難解さがあると思うのです…。私にとってはね…(^^;

でも、岡潔氏の文章は、正に“This is a pen."タイプの最短文で構成されているので、文章が難解ということは全くないのです。ただ、その言わんとする意味が深すぎて、理解するのに何度も読み返す必要があると感じるのです。

「わたしは、情緒の中心が人の中心だと思います。」『風蘭』

…ね?ストンとわかる文章でしょう?それに、言ってることもよくわかるでしょう?…だけど、真にこの言葉の意味を納得し体得するためには、まだまだ何もかもが私には足りない…と感じさせられる文章なんですよね…(-_-;

「歴史は神々の霊筆によって描かれる。神々の霊筆という言葉を使って歴史のあり方を説明すると、筋が通ると思うのです。エッセンシャルなものを求めるには、現世を無視しなきゃならないでしょう。」『岡潔集』(第三巻/司馬遼太郎との対話)

…う~ん…、この時代の人(1901-1978)で、このセリフが言えるって、凄過ぎ…(@_@;
時代に関わらず、この位のことを既知の事のようにサラッと言える人が、その世界の頂点に座り得るってことかもしれませんね…。

実は、バッハ無伴奏組曲、奏者を誰にするかまだ決めていないんですが、岡潔も、どれか一冊なんて選べな~い(>_<;

あ…、『岡潔全集』っていうのは…ダメ!?

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手嶋龍一のインテリジェンス

「スギハラ・ダラー」という新著に惹かれて、ではまず旧著から…と、元NHKワシントン特派員だった手嶋龍一氏の本を読み漁っています。大変オモシロイ!

各国首脳や政府高官の取った行動の歴史的意義やエピソードをちりばめた「葡萄酒か、さもなくば銃弾を」、はっきり“あの人でしょ?!”とわかる官僚や北朝鮮問題に触れつつ、フィクションとノンフィクションの間をするりとかわして読ませる小説「ウルトラ・ダラー」や、湾岸戦争時の日本政府の無能さを詳らかにした「外交敗戦」等々…、どれもこれも、近くにいた人でなければ知り得ない情報の宝庫でありながら、彼らから距離を保った冷静な目でバランスよくそれぞれを描いてる…。

う~ん、日本のマスコミがこの知性のかけらでも持ってくれていたら…と、思わず天を仰いでしまう…。手嶋さんだって元マスコミの人なのだから、どこかには存在しているのだと思いたいですが。

インテリジェンスという仕事、最近よく耳にするようになってきましたが、そういうものの見方、考え方、人との接し方は、やはり特殊な技能であるように思います。

私が常々思う“頭がいい”ということの意味を、正にインテリジェンスというプロ集団が実行しているのだろうなと…。日本では、たくさんインプットした人が頭がいいと言われることが時にあるけれど、本当は、インプットした情報ををどう活かすか、つまりどうアウトプットするかに“頭がいい”ことの真の意味と価値があるのだと思うのです。

そういえば、元外交官の佐藤優さんの書く文章も、その分析能力の高さに唸らされたことがあります。彼らインテリジェンス(もしくはそれに近い役割の人々)の書く文章に共通しているのは、大いに自分自身の言葉でありながら、全く他人目線であるかのような突き放した精緻で冷静な文章。情報量の多さとそれが生き生きと色を持っていること。人をみる眼差しの根底に愛があること…。

息子によく話すのは、知識はたくさんあった方がもちろんいいけれど、あったからといってそれは「なんぼのもんじゃい」ということだよ、と。持っているものをどう生かすか、どう世の中のために使うかを熟慮し実行して初めて、その知識も能力もその人自身も、活かされたことになるのだと思うよと…。

息子にも読ませたいから、手嶋さんの本、大人買いしようかな…(^^;
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