そらまめ日記

遠い日の記憶~家族の会話~ひとりごと~
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「日本の建国と阿波忌部」

阿波忌部(あわいんべ)の歴史という、これまで耳にしたことのないテーマの講演会を聞きに、
栃木県鹿沼市まで行ってきました。

麻を扱い大和王権成立の立役者となった徳島の阿波忌部という民族が、
麻栽培、航海術、鍛造術等の技術を持って、日本国中に散らばっていった時代がある…
という伝承を、日本中を歩いて研究なさっている先生のお話を伺う会でした。

徳島で高校の先生をしていらっしゃる林博章氏が、環境問題に取り組んでいるうちに、
「環境問題の鍵が全部阿波忌部にある」ということに気付き、研究を始められたとか。
当初自費出版された「日本の建国と阿波忌部~麻植郡の足跡と共に~」という本ですが、
京大名誉教授の上田正昭先生から推薦を頂くことになったという程中身が濃いです。
読破できるかな…少~しずつ、勉強してみます…(^_^; 

近畿・関東等日本各地にある神社が、阿波とか麻に関係ある祭祀や名を頂いて建立され、
その伝承には、「徳島の阿波忌部一族に謝する…」なんて書いてあるのに、
その源である徳島の方は、そんな風に語り継がれていることを全く知らないんだそうです。

何故日本各地で感謝されちゃってるかというと、飢饉とか天変地異が起こったとき、
阿波忌部一族は、土地の人に乞われるまま乞われるだけの種やら技術を与えたからだとか。
今同じ状態になったとしたら、食料を売って一儲けしようとするような人(会社)ばかりが
目に付くのではないかと思うと、“乞われるまま与えた”阿波忌部一族の役割って、
今の日本にとってものすごく大きいものだったのではないでしょうか…?

鹿沼市は数少ない麻栽培農家のいる土地柄故、麻に関するお話が多かったのですが、
麻って、天皇の代替えの度に栽培から始めて繊維を取って織って…、そのためだけに作られた
麻の衣装を着ないことには天皇になれない!というスゴイ繊維なんだとか。
何だか麻が着たい!…と思った私の勘も結構スゴイってこと!?と妙な勘違いをしつつ、
麻にまつわる話は奥が深そうです。

麻ってどこをとっても役に立つものなのに、ここまで敵視されてるのは何故だろうと
ずっと不思議に思っていたのですが、麻というものが持つ精神性の高さや
意味合いの深さに気付いたGHQが、栽培を全面的に禁止したとかで、
今日本で麻を栽培している農家は鹿沼市など極々わずかです。
今や大麻の栽培がニュースになるのは、“ご禁制の麻薬”としてだけですものね。

理由など無くとも、ただ“いい”という感覚だけで麻と共に生きてきた民族と、
そこに隠されてる意味をロジカルに分析して敵の精神的息の根を止める為に利用する民族…、
同じ人間なのに、こうも違う文化があるのね…と、感慨深いものがありました。

たくさん知らないことがあったということを知り、これまで疑問に思っていた点がいくつか解けた、
結構面白い講演会でした(^-^)林先生、企画のみなさま、ありがとうございましたm(__)m

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