そらまめ日記

遠い日の記憶~家族の会話~ひとりごと~
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名誉棋聖の人差し指

私はほんの15年ほどviolinを学んでいましたが、その為に(?)ちょこっと身体が変形しています。

私は小指がとても短いのです。薬指の第1間接に全然届かないくらい。左手の小指が短いというのはviolin弾きにとってはちょっとしたハンディで、音程が取りにくいというかポジショニングし難いというか、いつも小指の出す音が×だったのですね。まぁ、できないのを小指のせいにしたかったっていう所もあったかな…。

でも、私の先生はとても厳しい方で、「左手の小指と薬指の間の肉を切って指を伸ばした人もいましたが、毎日何千回何万回と小指を伸ばす練習をしなさい。そうすれば切らなくても的確な音を出せるようになります…」と、子供心に鮮明に恐怖が沸き起こる説得をされて、痛いのにからっきし弱い私は、「はい、しますします!小指伸ばす練習しますから、指切らないで~(涙)!」と小指を伸ばす練習だけはしたんじゃないでしょうか…(いつもは、親に呆れられる程練習しない子だったんですけれどね…。小指伸ばし運動は、violin持たなくても出来たから…)。

その結果、私の左手小指は右よりちょっぴり長くなり、左手首の骨は、右に比べてボコッと出っ張ってます。指だけじゃなくて、手首の動きが変わって骨も変化したんでしょうね…。そんなことに気付いたのは、violinを止めて随分経った頃でしたが…。

ふぅ~ん、私も身体が変形するくらいは練習したんだ…、なんて懐かしく手首を撫でてみたり…、水滴が石をも穿つっていうのも“アリ”だな…って思えるようになっただけでもviolin続けた甲斐があったかな…なんて、普段努力というものを殆どせずに生きて来ちゃった自分を慰めたり励ましたりしてました。

必要に迫られれば人は変われる、というのはわかったつもりだったのですが、先日、“必要”とは関係無いのに身体が変形したという話を聞きました。

5月に亡くなった名誉棋聖の藤沢秀行さんの右手人差し指は、小指よりも短かかったとか。人差し指と中指に挟んで碁石を持つ、あの囲碁独特の持ち方を何十年も続けた結果、碁石を下で支える人差し指が縮んでいった…ということになるのでしょうか。

もし習慣が身体を変えるのであれば、長年碁を打って来た方は皆さん人差し指が短いはずですよね。でもそんな話は聞かないし、人差し指が短くなければ碁を打てないって事はないですから、指が短くなる“必要”は無かったと思うのです。とすると、藤沢さんの意志の力が身体の形を変えたということになりますよね…?

そこにあったのは何だったんだろう…?どんな思いが指を短くしたんだろう…?藤沢さんはもういらっしゃらないから、碁をやる方に聞いてみたい素朴な疑問です…。

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