そらまめ日記

遠い日の記憶~家族の会話~ひとりごと~
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足立涼子x森岡書店

茅場町の森岡書店足立涼子・ブックワークスを見てきました。
久し振りにワクワクゾクゾクする作品に出会った気がします。

目に美しいだけではなく、“脳細胞に語りかけられる美”を持つ作品って、ありそうであまり存在しないから…。

科学と自然とArtは全て同一線上にある、もしくは、同じカテゴリーと捉えられて然るべきものだと思っているので、それらが微妙な立ち位置で絡み合っているもの(作品)を見ると、本当に嬉しくなってゾクゾクして来ます。

ご自分の作品を解説してくださった足立涼子さんは、とても美しい方でした。細くて儚そうなのに滅多に切れない絹糸のような強さと、シナップスを喜ばせる脳遊びを考え出す頭脳と、それらたくさんのものを内に抱えて尚身軽でいられるバランス感覚の良さを備えていらっしゃるようにお見受けしました。

あ…、感動が先に来てしまいましたね…、どんな作品かっていうことは、言葉ではとても伝えにくいのですが、例えば「受胎告知」という作品は、シモーヌ・マルティーニの「受胎告知」「聖家族」のコラージュ、日本国のクローン技術に関する法律文、生命倫理審議会の議事録を1冊の本として綴じたもので、そこにブック・アーティストとしての感性が惜しみなく注ぎ込まれているし…

「ファウスト」という作品は、ファウストの“英文から試しにATGCというアルファベット以外の文字を消してみると、コンピュータでつくられた記号のようなかたまりがえんえんと続き、雑誌などでよく見かける本物のDNAコードの雰囲気に似て見えた”そうで、そこからスタートする本作り…って聞いただけでも見てみたくなって…。

文字を消したことによって読めなくなった文章を、作者独自の方法で話を再構成する作業がこの本を作る過程となったとか。冒頭に「ファウストここに静かに眠る/彼の遺伝子と/彼の経験と/彼の灰と/そして没薬と 」と記載されているように、ファウストの文章が書かれた紙を燃やして残った部分を本の一部にコラージュし、燃やして残った灰で紙を染めたと聞いて、あぁ…来て良かった、見られてよかった…と思いました…。

本の頁をめくる度、そこに“余韻”が漂っていると感じられる作品の数々でした…。

この手の作品の良さって言葉を連ねて表すことの難しさを思うので、是非見ていただきたいですが、会期が明日までなんですね…。もし走れる方は是非ご一読(見)を!!!

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