そらまめ日記

遠い日の記憶~家族の会話~ひとりごと~
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鬼平の教え

子供の頃から時代劇はよく見てたんですが、鬼平犯科帳だけはちょっと別格。居ずまいを正して見る感じ…?

そんな鬼平から学んだことがひとつ。「“急ぎ働き”はダメ!」ってこと。

昔土蔵破りはチームプレイで行われていて、きちんとした(?)盗人さん達は、数年スパンで長期計画を立てて蔵からお宝を頂いてたらしい…。“まむしの権蔵”(みたいな名前の)盗賊お頭の元、鍵師とか運び手とかがチームメンバーになっているのだけど、中でも特に重要なのが、盗みに入るお店に雇われてそこの働き手として数年を過ごし、店主から様々な情報を得られるくらい信を得るまでになる奉公人。その人の手引きで盗みに入れば、家の見取り図や家族の寝る時刻まで詳細がわかるから、スッと入ってスッと盗んでスッと終わりに出来て死者が出ない。だから、その手引き者がお店の信を得るまで1年でも2年でも、チームメンバーは市井の人として仮の姿で過ごす…。

でも、そういう周到な手順を踏まない、荒い仕事をする盗人さんたちもいて、彼らの仕事ぶりは“急ぎ働き”と言って、盗人家業的には下の下。何故なら、無理矢理あちこちこじ開けて盗みに入るからお店の人に見つかり、顔を見た人達が証人になることを恐れて口封じに殺しが行われることになるから。

鬼平では人が死ぬシーンをきれい事では描かないから、そのTV映像は子供心に衝撃的で…、以来何十年も、「急ぎ働きはダメ、急ぎ働きは人が死ぬ、急ぎ働きはいけない…(@_@;」という、かなり強烈かつ歪んだ(?)メッセージが、私の中に残ってます…。

もちろん盗賊を正当化するわけではありませんが、その世界に限定して比較しても、【矜恃】を持って事に当たる人とそうでない人達が歴然と存在してることが子供心にも感じられて、未だに時々思い出すんでしょうね…。それは今の社会や私の生活のあちこちに当てはまったりして…、「あ、ここにも鬼平の教えが…」と思うことが最近又増えているような気がする、私の時代劇体験・鬼平版なのでした。

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