そらまめ日記

遠い日の記憶~家族の会話~ひとりごと~
Posted by そらまめ

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無人島に持参する一冊

無人島に1冊だけ本を持っていってもいい…と言われたら、何を鞄に詰めますか?

“無人島持参音楽”は随分昔からバッハの無伴奏チェロ組曲にしようと決めてた私…。
本に関してはその一冊を決めることが出来ずにいたのですが、最近“著者”を決めました。

岡潔

日本を代表する数学者です。

私のような算数嫌いでも読めるような随筆や対談を息子の本棚に見つけて読んでいるのですが、内容が深い…。

その名のように潔い文章が淡々と続くエッセイ集『情緒と日本人』や、姿勢を正して相手(小林秀雄)の話に耳を傾けつつ、常に“自分”が揺らがない返答が短く鋭く返ってくる対談『人間の建設』…。

例えば小林秀雄氏の文章は、日本語自体が難解で、英文法で言うところのthat構文があっちにもこっちにも…という感じ…。この“その”はどれをさしているの?とか、“従って”はどこから従って来る訳…???なんていう辺りから文章そのものをほぐしていかないと“言いたいこと”にたどり着けない難解さがあると思うのです…。私にとってはね…(^^;

でも、岡潔氏の文章は、正に“This is a pen."タイプの最短文で構成されているので、文章が難解ということは全くないのです。ただ、その言わんとする意味が深すぎて、理解するのに何度も読み返す必要があると感じるのです。

「わたしは、情緒の中心が人の中心だと思います。」『風蘭』

…ね?ストンとわかる文章でしょう?それに、言ってることもよくわかるでしょう?…だけど、真にこの言葉の意味を納得し体得するためには、まだまだ何もかもが私には足りない…と感じさせられる文章なんですよね…(-_-;

「歴史は神々の霊筆によって描かれる。神々の霊筆という言葉を使って歴史のあり方を説明すると、筋が通ると思うのです。エッセンシャルなものを求めるには、現世を無視しなきゃならないでしょう。」『岡潔集』(第三巻/司馬遼太郎との対話)

…う~ん…、この時代の人(1901-1978)で、このセリフが言えるって、凄過ぎ…(@_@;
時代に関わらず、この位のことを既知の事のようにサラッと言える人が、その世界の頂点に座り得るってことかもしれませんね…。

実は、バッハ無伴奏組曲、奏者を誰にするかまだ決めていないんですが、岡潔も、どれか一冊なんて選べな~い(>_<;

あ…、『岡潔全集』っていうのは…ダメ!?

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Comment

れ[e:243]こ says... ""
いいよ~(*^o^*)
2010.07.24 17:51 | URL | #- [edit]
そらまめ says... "Re: タイトルなし"
許可、ありがとうございま~す(^o^)v

[e-243]の謎、解けました!いちごちゃん!?
こちらには、れこ、としか表示されなかったので、いたずらコメントかと思ってしまいましたよ…(^^;

次からは、ニックネーム=“いちごちゃん”でコメントどうぞ♪
2010.07.24 20:16 | URL | #- [edit]

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