そらまめ日記

遠い日の記憶~家族の会話~ひとりごと~
Posted by そらまめ

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ある残像

私が小学2年か3年のある保護者参観日の授業科目は、「学級会」でした。

その日の学級会は大変活発な話し合いになり、
クラスのリーダー格のA君とB君の意見交換が活気を帯びてきた時、
いつも殆ど発言をしない穏やかなC君が静かに手を挙げたのです。
C君のママが後ろの入り口付近からにこっと顔だけ出して見てらしたのを知っていた私は、
司会者として一瞬ドキッとしました。

「C君が手を挙げるなんて滅多にないことだから指してあげたい!ママも見てるし…」
でも、司会進行という点からすれば「B君からA君に質問が来てる今、A君を指すのが筋…
ここでC君を指したら話の流れを中断することになってすごく不自然だし、
“いつも挙手しない子を指した”っていうのが見え見えだから、かえってC君に失礼じゃない?」
…と、一瞬頭の中で逡巡した私は、まずA君を指して話のキャッチボールに一旦ケリをつけ、
次にC君を指すことに決めたのです。
「待っててね!C君、次、指すから!」…と思いつつ…。

それなのに、A君の発言後、C君は2度と手を挙げてくれませんでした…。
そして、いつの間にか、C君のママもいなくなっていました。

その時の私の後悔といったら…、
泣きたい気持ちを隠すべく、ほぼ無表情だったんじゃないかな…。
C君がどこに座っていて、入り口から顔を覗かせてるC君のママがどんな顔をしていたか…
そんなところまで、あの時の映像が焼き付いているのです、今でも胸が苦しくなってしまう程。

先生には、「あぁいう時はね、C君を指すんですよ」と耳打ちされ、
「…ンな事、わかってるわい!」等とは決して言えない優等生やってた私は
ただ「はい…」と返事をして………、そこで私の記憶は途絶えてます。

C君、ゴメンね…。

10歳にもならない頃の「後悔」が、何十年も経った今頃になって浮かんでくるなんて
記憶力悪い癖に、どんな記憶を抱えているんだ私…。
今の私の「何か」が、深層心理からこの体験を引っ張り出しているんでしょうけれど、
それは何…? よくわからぬまま、チリっと痛む思いと共にあるのでした。

でも、ブログのお陰でこうしてちょっぴり懺悔できたし、
私の記憶の中ではいつも穏やかに微笑む少年のままのC君も
今は立派なパパになっていることでしょうし…。

元気ですか?あの頃のみんな…

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