そらまめ日記

遠い日の記憶~家族の会話~ひとりごと~
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One Red Paperclip

カイル・マクドナルド「赤いクリップで家を手に入れた男」(河出書房新社)が今日の一冊。

HP上の物々交換セクションに、何の変哲もないただの“赤いクリップ”を、
あなたの持つ“何か”と交換して欲しい…という広告を出した25歳の青年が、
それを家に換えていくまでの(本当にあった)ストーリー。

"Bigger&Better"というゲームとしてカナダやアメリカでは昔からあったらしいけれど、
日本でも、も~っと古い時代から「わらしべ長者」という話があったのですね。
ものと人とを繋ぐ話って世界共通で、どんな「もの」をどんな風に繋いでいくかに
その人自身が表れる…っていうのがよくわかるストーリーでした。

本の冒頭にラドヤード・キプリングの「もしも」という詩が載っていてすごくいい…
ぐっと来ます。カイルさんの文じゃないしちょっと長いのですが…載せちゃいます(^-^)

「イフ(もしも)」 

もしも、誰かに非難されたお前が、冷静さを失いそうなときにも、冷静でいられれば、
もしも、すべての人間がお前を疑っているときにも、自分自身を信じることができ、お前を疑った連中を許すことができるのなら、

もしも、お前が待つことに飽くことなく、待てるのなら、
あるいは嘘をつかれても、嘘とかかわらなければ、
あるいは、人に憎まれても、人を憎まなければ、
そして、あまり気取らず、知ったかぶりをしなければ、

もしも、お前が、夢を見ることができ、そして、その夢に支配されることがなければ、
もしも、お前が自分自身で考えることができ、そして、考えることが目的とならなければ、
もしも、お前が栄光と惨劇という名の虚像と遭遇でき、そのはかなき虚像を同じように扱えるのなら、

もしも、お前が話してきた真実を、悪者が、愚か者をわなにかけるために、ねじ曲げて語るのを聞くことに我慢できるのであれば、あるいは、お前が自らの人生を賭けて作りあげてきたものが壊されるのを見たとき、身をかがめてそれらを使い古した道具で作り直すことができるのであれば、

もしも、お前が、膨大な勝利の積み重ねをたった一回のコイン・トスの結果と引き換えるというリスクを背負うことができるなら、そして、それに負けて、その負けについて一言も不満を漏らさず、まったく最初からやり直すことができるのであれば、
もしも、お前が自分の気力と神経と体力がなくなってしまった後も、それらを振り絞ることができるのであれば、そして、それらに『頑張れ!』と言っている意志以外何もないお前が、頑張ることができるのであれば、

もしも、お前が自分の美徳を保ちつつ、民衆と話をすることができるのあれば、
あるいは、庶民の感覚を失うことなく、王様とともに道を歩むことができるのであれば、
もしも、お前の敵と愛する友人のどちらもが、お前のことを傷つけることがないのであれば、
もしも、お前にとって、あらゆる男が価値があり、重要であり、しかし、重要すぎるということがなければ、

もしも、過ちの許されざる厳しい1分を、60秒間の全力疾走で長距離走の如く見事に完走できるのであれば、

地球はお前のものだ。そして、その中にあるすべてのものも
そして、お前は男になるのだ、私の息子よ!


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