そらまめ日記

遠い日の記憶~家族の会話~ひとりごと~
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難波田龍起「生の記録-3」

東京オペラシティアートギャラリーで難波田龍起・難波田史男展を見てきました。
所蔵品展なので点数はそれ程多くないのですが、心が震える作品に出会いました。

難波田龍起 「生の記録 3」

その部屋に入った途端、ひとつの壁を占拠している青い抽象画に引き寄せられ、

「青なのに、炎(ほむら)がある…。
その青は宇宙の青じゃなくて、海のようでもあるけれど、少なくとも“この世”の青で、
そこに深い悲しみと冷たい眼差しに貫かれた愛がある。
絵の中に、立ち上る炎がある…。」

という言葉が、私の中に響きました。
私が選んで発した言葉に違いないのですが、何処かからやってきた言葉のような感もあり…
何故こんなに心がざわざわするんだろうと解説文を読んだら、
海でご子息を亡くしている、と…。

ご子息の死からこの絵が描かれるまでに20年という歳月が必要だったということにも、
悲しみや苦しみという負の殻の中に立ち止まらず、真っ直ぐ自分の心に立ち向かった潔さにも…
親として人として、畏敬の念を抱かざるを得ませんでした。

作品は単なる絵ではなく、心であり思いであり空気であり全てである…、
(そして人も…)と感じながらギャラリーを後にした暖かい晴天の午後でした…。

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